こちらの記事については優秀な子供を持つ親御さんへのアドバイスになり対象となる人はすくないかもしれませんがぜひ読んで欲しいものになります。
子供には物分りが早く教科書や参考書を自分で読めば短時間で理解できる。暗記作業を少ない時間でできるタイプもいます。
クラスで40人いればおよそ1割の4人程度はこのタイプといっていいでしょう。
成績が上位に既にいるということは学校の授業で大半理解し家庭での勉強も少ない時間ですみテスト前の調整もスムーズに行き高得点をとっている理想的な状況なのでしょう。
それでもつまずく時期がいくつかあります。
一人勉強では理解できないような時期になってしまう(およそ中学2年の夏あたりから難易度があがってきます)中学受験で合格しそのレベルの子供たちが集まりその中では普通の子供扱いになりモチベーションがおちてします、難関校で難しい授業になりついていけなくなる、一見優等生に見えてもすぐ暗記できるためテストでいい点数をとっても繰り返さないので終わったら忘れてしまい受験レベルの実力はついていない、など他にも色々あると思います。
また優等生としてのポジションにいることに喜びもあり子供自身で勉強をやることが苦痛でなく絶えず上位にいる子供もいます。
どちらにしても優秀な子供は親としても嬉しいことでしょう。
元進学系塾講師としてぜひ伝えたいことがあります。
鬼に金棒です。
優秀な子供こそ優秀な先生と同じ目標をもつ仲間たちが更に上の学校に向かわせます。
ぜひ最終的に有名難関大学の合格を目指して欲しいところです。
有名難関大学受験は日本中から優等生の競争になるので中学あたりで学年トップクラスといってもそれが当たり前の世界での競争になります。
親御さんも物分りがいいと思いますので結論をいいます。
進学系の予備校と家庭教師の併用で中学受験、難関高校受験、難関大学受験にそなえてください。予備校で難関問題の授業を聞き家庭教師でその授業のフォローです。
このレベルになるといくら優等生でも一人でなんとかなるものではなく他のライバルたちはこの体制で効率よく更に学力を伸ばしています。
学校の成績は所詮範囲の決まっている程度ですので高得点は当然でそれ以上の受験にでる難問を解きそれを理解し繰り返し実力をつけることが重要です。
高偏差値の学校に既にいるのであれば学校の授業自体が予備校のような授業になるのでそこでついて行くことが重要になることもあります、そうであれば予備校系の塾は受験学年でなければ併用も不要の可能性もあります。学校の授業とそのフォローのための家庭教師だけで充分です。
一般受験での大学受験は最大の難関であり時間と気力とお金もかかります。
中学、高校で先に有名私立大学の付属に入りその学校である程度いい成績を取っておき推薦で大学まで進学するのは一般受験ほど勉強が必要もないので高校生活が勉強一色にならずに部活なども楽しむことも可能です。
中高のみで大学のない進学校は一般受験を見据えた6年間予備校にいるような授業になります。国立大学や医学部など推薦がない学校が希望であればこちらのメリットもあります。
内部進学目的でそこまで勉強しない子供が同じクラスにいるとその子供たちが遊んでいる中、一人で勉強するのが嫌になってしまう子供もおおいです。
優秀な子供はいい環境になれば更に伸ばせるのでぜひいい環境をつくることが大事になります。