子供にどれだけ勉強しろと言ってもやってくれないと嘆く親御さんはたいへん多くいます。
テレビやゲーム、マンガばかりで全く本人にやる気がない。むりやり座らせてみてもやる気もなくイヤイヤ座ってるだけになっており表面的に宿題を終わらせていても全く身についていない。これが毎日のように続くと親としても言うのも嫌になってきますしウチの子は言ってもやらない。普通の高校にいってくれればいいと思い出してしまいます。現実には偏差値50を下回るところにしか行けない子供が大半でしょう。
子供の立場に立って考えてみてください。
勉強なんてつまらないしやりたいはずないです。
しかし長年先生をしていてわかることがあります。
親としては子供には可能な限り勉強してもらって少しでもいい学校に入って欲しいのが本音です。
子供がやる気になるのを待っていてもいつ来るか解らないし来ないかもしれない。
なっても手遅れのことも多いです。
解決法はあります。
親が子供と一緒に勉強に付き合うことです。子供を一人にして自習では勉強してるふりをしてマンガでも読んでいることは多いので親が家庭教師となりに座り一緒に範囲を確認し半強制的に勉強せざる得ない環境になるのでイヤイヤでも子供も勉強するしかありません。正直に勉強はたいへんだけで一緒に付き合うから頑張ろう、いい点数とっていい学校いこうと説得して頑張ってみましょう。中学校2年の途中ぐらいまでであれば親も教えることも可能でしょう。解らないものは教える必要もないです。出来ることをまずやってみましょう。英単語、英熟語、漢字、理科社会の暗記物、数学の基礎的な計算問題とできることはおおいですしこれだけでも出来ていれば学校でも楽について行くことが出来るので子供にとっても学校の授業が苦痛ではなくなってきます。
この体制で学校の授業のペースより早めにやっていけば学校の授業で難解な部分になったとき先生の授業で子供は理解することができるものが多くなってきます。
親もたいへんではありますがこれで子供の成績が真ん中より上に行けば満足ではありませんか?延々と親も子供も不満をためるより協力してやったほうが解決します。
現実、働いていてそこまで安定して一緒に出来ないのであれば家庭教師を雇いましょう。
受験を終えたばかりの大学生は親よりも数学だろうと英語だろうと教えていきます。
費用は掛かりますがいい学校に入ってくれれば安いものです。
街の補習系の塾に行っても結局は本人のやる気がそこそこあった上で先に言った予習にあたる部分は子供自身で授業前にやるしかありません。やる気がないのでそこでつまずいているので塾に通っても学校の授業が増える程度しか効果が見込めないのです。
結局は一人で勉強しない子供は親か家庭教師が一緒についてあげないと成績は上がらないということです。
ライザップのダイエットが大流行のようですがダイエットはその気になれば自分一人で出来ることですが半強制的に管理がなければ世の中ダイエットが成功しない人が沢山いるのと同じです。
現実的に子供が言っても勉強しないのであれば親が基礎学力の勉強を一緒に座る。難しいところは家庭教師に解説してもらうと効率よく成績が上がっていくでしょう。
親が先に環境をつくることが大事です。