中学二年生になると学校だけで塾や家庭教師を使わずに優秀な成績をとることは困難になってきます。
理由は2年の夏あたりから数学や英語の難易度があがり、他の教科も学校の授業を聴いてテスト前に少しやり直すだけでは平均点も取れなくなるからです。
子供の自主性や一人で頑張れというには酷な勉強量です。
他の子供たちが塾や家庭教師で大人の力を借りている以上
それ以上にやらないと平均点以上取るのは厳しいのはあたりまえです。
学校のテストは教科書の習った範囲の小さな範囲が出題されてある程度調整すれば何とかはなります。
しかしながらこの時期に全国模試など受けるとその差がはっきりします。
偏差値50強ぐらいまでは優等生であれば取れるとは思いますが、60近い人たちはすでに受験対策として範囲のない数学の問題や受験用の国語の問題、1年前に覚えて忘れた漢字が出てきます。
英語も学校だけでは全く太刀打ちできない問題が出ています。
およそ国語、数学、英語については2学期から難しくなるので1学期の頭から早めに予習をして備えることが大事です。
ついて行くか落ちこぼれるかの時期がこのあたりになります。
本音ではないでしょうけどウチの子はそんなに頭よくないので普通の高校にいければいいという親はたくさんいましたが何度もはっきり言ったことがあります。
子供はまだ勉強をしっかりしてないので平均点より悪いだけでこれから勉強して伸ばしましょうと。
残念ながら理解の遅い子や暗記がなかなか出来ない子はいますが大半の子供はまだ勉強をしていないだけです。
優秀な家庭教師にでもどんどん教えられて理解し、それを反復すればやっただけ伸びて行きます。
これは大事ですが理解すらできていないものは反復できないのでまずは理解させてくれる先生が必要です。
反復も子供の集中力ではすぐ嫌になってしまいます。先生に管理されながら進めていくから出来るのです。
もしこの記事をよんで2年生の子供がいて塾や家庭教師にお願いしていなければすぐに検討するといいです。
大人の力をかりればもっと子供の学力は上がるのです。借りなければ借りている人との差がついて落ちていってしまいます。
普通といわれるレベルの学校も入るのは簡単ではないのです。
中学2年生はどのレールに乗っていくか親が決める時になります。
内申点は3年生からのみ高校受験に必要ですが、実際2年の終わりの頃の印象で先生はおよそこの生徒はこれぐらいと評価します。
この時点で優秀な子という評価をもらうか貰わないかで結構な差が出ます。
部活で体を動かし疲れて帰ってくる子供に一人で集中して自習でなんとかいい点数をと願うのは現実的ではありません。
結論は簡単なことです。優秀な先生をみつけて任せましょう。中学2年生の勉強はもう親御さんも忘れてしまっているでしょうし、教えることも出来る人は少ないです。親も忙しいのでそこまで付きっ切りで見てられないので先生に任せてそれが順調かどうかだけチェックをすればいいと思います。
可能であれば中学2年生の頭からいい塾や家庭教師を探しましょう。
個人的な意見では夏からでは少し遅いです。1学期の復習をして2学期の予習をするのは夏休みだけでは足りないです。
子供を中心に学校の先生、塾か家庭教師の先生、親のチームを作り子供の学力を上げる必要があるという考えを持つといいです。